60ハリアー専用リアドアスマートキット取付説明
60ハリアーのリアドアにスマートキーを追加する
“リアドアスマートキット”取付説明
※注:取付説明は自動車の整備基礎知識のある専門家の方が対象
キット内容
・センサー付きアウターハンドル✕2
・フロアハーネス✕2
※赤ラベルが左側(助手席) 緑ラベルが右(運転席)
・リアドアハーネス✕2
※赤ラベルが左(助手席) 緑ラベルが右(運転席)
・コードバンド
※注 ハーネスは左右があります。緑ラベルが右、赤ラベルが左
使用工具
+ドライバー
伸縮式ドライバ AD601-P2 KTC(京都機械工具)
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精密マイナスドライバー
PBスイスツール(PBSWISS PBSWISSTOOLS)精密・マイナスドライバー#00〔120-00-50〕1200050
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ラチェットレンチ
FACOM(ファコム)JXL.171 3/8フレックス・ラチェット
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14のソケット
9.5sq.ソケット(六角) B3-14 KTC(京都機械工具)
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T30 のトルクス
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プライヤー
コンビネーションプライヤ PJ-150 KTC(京都機械工具)
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カッターナイフ
NTカッター/カッターナイフ 赤 JA-100P/331-57
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ニッパー
KTC PNC-125 バンドホールドニッパ
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内張りはがし
クリップクランプツール AP203-6A KTC(京都機械工具)
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配線通し
AP 配線通し 730mm【通線ワイヤー 配線ワイヤー】【配線引き込み ワイア ワイヤ】【アストロプロダクツ】
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潤滑スプレー
《即納》【土日祝もあす楽】WAKO’S (ワコーズ) RUSPENE MINI (ラスペネ ミニ) RP-M[オイル・ルブリカント][ケミカル(油脂類)][メンテナンス]
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コードバンド
結束バンド/ケーブルタイ/タイラップ黒150mm 100本 ゆうパケット可
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作業の流れ
作業は左右になります。
前側、フロアにあるスマートキーの配線にキットのハーネスを割り込み、
センターピラーからリアドアへ配線し、リアドアのアウターハンドルを
センサー付きに交換しフロントからのハーネスに接続
参考作業時間
約2時間〜
※作業者の知識、経験によります
1.前側フロアーからの配線
作業は左右になります
フロントフロア下部、キックパネル左右を外し、
フロントドアカプラー(黒色)の配線(赤・白)に
分岐タップの付いた赤白フロアハーネスを割り込ませます。
運転席側(右・緑ラベル)
- 運転席側キックパネル内カプラ
- 運転席側カプラ拡大
- 運転席側カプラ赤白配線
※緑ラベルが右運転席用、赤ラベルが左助手席用となります。
助手席(左・赤ラベル)
- 助手席キックパネル内カプラ
- 助手席カプラ拡大
- 助手席カプラー赤白配線
スカッフプレートを外し配線
2.センターピラー、リアドアへの引き込み
左右、運転席・助手席のセンタピラーの内張りをバラし
フロントからのフロアハーネスをリアドアまで引き込みます
- センターピラートリム
- 室内から
- 室内センターピラー内カプラ
センターピラーからリアドアの配線ゴムブーツを外す
- ゴムブーツ
- ゴムブーツ
- ブーツを外しカプラ抜く
センターピラー車内側カプラ
外からカプラーを外し、内張りを外したセンターピラー内側のカプラーに
フロアハーネスの端子部をカプラーの開いてる枠に差し込みます。
- センターピラー内カプラ
- カプラのツメを浮かす
- カプラの空いた枠に端子を差し込む
※端子を差し込む前にカプラのツメを先の細いもので浮かし、ロックを外し
向きに気をつけ、端子を差し込んだ後ペンチ等でつまみ浮かしたロックを元に戻す。
3.リアドアアウターハンドルの交換、接続
アウターハンドルに左右はありません
ドアハーネスには左右があります
右が緑ラベル・左が赤ラベル
左右を間違えると作動しません
作業は左右同じになります
リアドアトリムを脱着
アウターハンドルを外す
- ストライカーのトルクス外す
- ドア内奥のトルクス外す
- ホールカバー外す
アウターハンドルの交換
- アウターハンドル外す
- センサー付きに交換
センサー付きアウターハンドルに交換後、トルクスを締め組み付ける
リアドアハーネスを取付
- リアドアハーネス
- 取り回し
- 取り回し
※リアドアハーネスの取り回しに気をつける
1.アウターハンドルにカプラー取付、すぐ上にタイラップで固定
2.ガラスサッシの後ろ(車体後側)にハーネスを通す
3.その下の純正ハーネスにタイラップで固定
4.純正ハーネスをつたいドア中央まで固定
5.ホールカバー下部をはがす
6.ピラーゴムブーツまでハーネスを誘導
ドアゴムブーツに通す
※車体からゴムブーツを外し小さな穴を開けハーネス(端子)を通す
コツは細くて長いマイナスドライバーなどを
ブーツを縮めた状態で一度通し、貫通させた先にマスキングテープ等で
端子を巻きつけ、潤滑スプレーをかけマイナスドラーバーを引き抜き
ブーツを内を通し、ブーツを元通り組み付ける
カプラーに端子を通す
- ツメを浮かす
- 位置をよく確認する
- 端子を通す
※カプラーに端子を通す際の注意
先に取付けたフロアーハーネス側のカプラーと同じ位置、同じ色を対応させる
位置を間違えないよう、確認後ギボシを差し込み、ツメのロックを元に戻す
ピラーゴムブーツを元通り組み付ける
4.動作確認・組付
この時点で一度動作確認する。
問題なければドアトリム等、
バラした部品全てを元通りに組み付ける。
以上が、おおまかな取付説明となります。
反対側も同じ要領になります。
ドアハーネスには左右があります。
間違えた場合は作動しません。