「ハイブリッド車はエンジンの稼働が少ないから、オイル交換はそこまで気にしなくていい」
――そんな誤解、していませんか?
実はハイブリッド車こそ、エンジンが頻繁にON/OFFを繰り返す分、
オイルには通常より高い負担がかかっています。
特に短距離走行やストップ&ゴーの多い街乗り中心の使い方では、
オイルの劣化が早く進行します。
つまり「乗っていないから減らない」のではなく、
劣化しているのに気づきにくいだけ。
そのまま放置すれば、エンジン内部にダメージが蓄積していきます。
■ 現行車のエンジンは「オイル管理前提の設計」
最近の車は、燃費・排ガス・耐久性などを総合的に考慮して設計されています。
その中で、エンジンのクリアランス(隙間)は非常にタイトに造られており、
高性能なオイルを前提とした構造になっています。
つまり、オイル性能が落ちたまま乗り続けると一気にトラブルにつながるリスクが高いのです。
特に直噴エンジン(DI)やアイドリングストップ搭載車などは、
オイルへの負担が大きく、定期的な交換が前提条件といっても過言ではありません。
■ 旧車・クラシックカーは「オイルで寿命が変わる」
一方、旧車はエンジン設計にある程度の余裕がありますが、
素材の摩耗耐性が低いことや燃焼効率が今ほど良くないため、
汚れが溜まりやすく、オイルの役割はむしろ大きくなります。
旧車こそ、オイルをフィルター代わりにする感覚で早め早めの交換が基本です。
特に長期保管後の始動時などは、粘度と洗浄力に信頼のおけるオイルを選ぶことが重要です。
当店使用オイルMOTUL
当店では、世界中のプロに選ばれる
「MOTUL(モチュール)」を標準オイルとしてご案内しています。
MOTULはフランス生まれの高級オイルブランドで、
レース現場でも使われる耐熱性・潤滑性・清浄性能が圧倒的です。
◎ MOTULのメリット
高温でも粘度が落ちにくく、エンジン内部を強力に保護
洗浄性能が高く、カーボンやスラッジの蓄積を防止
エンジン本来の性能を引き出す“滑らかなフィーリング”
さらに、旧車向けに鉱物油ベースや粘度指定が細かく選べる製品ラインナップも充実しており、
こだわりの車両にも安心してご使用いただけます。
オイル交換は「気づいたとき」ではなく「定期的に」
「最近エンジン音が大きくなった」「回転が重い」など感じたときには、
すでにオイルの性能が落ちています。
オイル交換は劣化する前に交換、良い状態を維持し続けるのがベストです。
当店では、修理・カスタムの入庫時にオイル交換を同時施工することで、
手間なく確実なメンテナンスをおすすめしています。
オイルで走りの質も、車の寿命も、大きく変わります。
入庫と同時にぜひ、ご相談ください。
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